2024年5月7日火曜日

ニューヨーク遙かに

「ニューヨーク遙かに」は、ぼくが愛読する作家、常盤新平さんの小説のタイトル。

最後に出かけたのは、2017年の9月ではなかったと思う。いつも9月に行っていたから、何年の9ヵつかは思い出せない旅の思い出は多いけど、今思い出そうとしたら、最後の旅が9月だったかどうかの記憶まで危うくなっていて驚いた。

その年、母の体調が悪く入院することもあったので、ニューヨーク行きは止めて、まだまだ早いのかと思っていたクランポンのR-13を思い切って購入した。最近でも何度かあったのかもしれない?値上げの少し前の9月だった。情けないけど、何年購入かを正確に思い出せない。保証書は持っているのに。(汗)

7泊9日のひとり旅に必要な資金とほぼ同じぐらいの値段に割引されたR-13を買って、結果的に、ぼくにとってもニューヨークは遙かに思うだけになってしまった。その後の両親の体調やコロナ、最近では円安もあって。

同時に、SNSで動画や写真を見るようになったので、ニューヨークにいなくてもいるような気分になったり、ニューヨークにいたときの感じを思い出したりすることで、行きたいという衝動はもう無くなってしまったかのようだ。

いけないなと思う。よくないという意味と、文字通り行けないという意味で。でも、なんとかしなければ。生きている間しか行けないから。

5月7日(火)



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